コピーライターが結婚式のスピーチをしたら…
2018.11.07
水曜担当の上堂です。 先週、他スタッフのブログで 友人の結婚の話題が出ておりましたが 実は私も週末、中学時代からの友人の結婚式に出席してきました。 しかもスピーチをしてきました。(正確には手紙ですが) 結婚が決まる前から 「式には呼んでね! 友人代表スピーチするからね!」と 私からグイグイ行っていたので、 依頼ではなく立候補という形でした。 だってコピーライターですもの! 言葉を使うプロですもの!! 友人の門出に、お祝いの言葉を贈らなくてどうする!? というわけで、友人のために手紙をしたためました。 伝えたいことはたくさんありますが、 披露宴の時間もあるので、適当な文字数に抑えます。 そして縁起が悪いとされる「忌み言葉」は避けます。 このあたりのコントロールは、仕事で慣れているので楽勝です。 コピーライターやっててよかったぁ。 しかし、いざ披露宴会場で手紙を読み上げると 涙でグズグズになってしまいました。 というか、式の冒頭でウエディングドレス姿の友人を見た瞬間からもうダメでした。 だって、10代の頃から知っている友人が いろいろな苦労を経て「花嫁さん」となり 美しい姿で目の前にいたら それはもう、泣くしかないんです! プレゼンで鍛えたはずの「人前で冷静にしゃべるスキル」は形無し。 手紙にしておいてよかった…と思いながら 私はなんとか最後まで読み上げ、封筒に入れたそれを友人に渡したのです。 「ありがとぉ」と涙ぐみながら受け取ってくれた友人は さらに綺麗でした。 いち個人として紡いだ純粋な言葉を、 たった一人の大切な人に贈る、という 素晴らしい経験をさせていただきました。 自分という人間の使命を ひとつ果たせたような気がしています。 本当におめでとう。 友人夫婦のご多幸をお祈りします。 写真は披露宴会場を出るときにいただいたお花です。 イキイキとしていて綺麗で、友人にそっくりです。